G100 薬剤


1 薬価が1回分使用量につき15円以下である場合 1点

 

2 薬価が1回分使用量につき15円を超える場合 薬価から15円を控除した額を10 円で除して得た点数につき1点未 満の端数を切り上げて得た点数に 1点を加算して得た点数

 

注1 特別入院基本料等を算定している病棟を有する病院に入院している患者であっ て入院期間が1年を超えるものに対する合算薬剤料が、220点にその月における 当該患者の入院日数を乗じて得た点数を超える場合(悪性新生物その他の特定の 疾患に罹患している患者に対して投薬又は注射を行った場合を除く。)には、当 り 該合算薬剤料は、所定点数にかかわらず、220点にその月における当該患者の入 院日数を乗じて得た点数により算定する。

 

 2 健康保険法第85条第1項及び高齢者医療確保法第74条第1項に規定する入院時 食事療養費に係る食事療養又は健康保険法第85条の2第1項及び高齢者医療確保 法第75条第1項に規定する入院時生活療養費に係る生活療養の食事の提供たる療 養を受けている患者又は入院中の患者以外の患者に対して投与されたビタミン剤 については、当該患者の疾患又は症状の原因がビタミンの欠乏又は代謝異常であ ることが明らかであり、かつ、必要なビタミンを食事により摂取することが困難 である場合その他これに準ずる場合であって、医師が当該ビタミン剤の注射が有 効であると判断した場合を除き、これを算定しない。

 

 3 使用薬剤の薬価は、別に厚生労働大臣が定める。

アレルゲン治療エキス及びアレルゲンハウスダストエキス等によるアレルギー疾患減感作療法において使用した薬剤料については、使用量(やむを得ず廃棄した場合の薬液量を含む。)に応じて薬価により算定する。



疑義解釈その13

(問3)注射剤の中には、体重換算等に基づく用量が設定されているものがあり、一つのバイアルを二名の患者に同時に調剤して使用する場合があるが、どのように保険請求すべきか。

(答)それぞれの患者に対する使用量に応じて請求し、二バイアル分は請求できない。